だし&栄養スープの使い方
基本の使用量
1人前の目安は、約5g〜10gです。大さじ山盛り1杯で、約10gになります。
料理ごとの分量は、素材の量や水分量、家庭ごとの味の濃さによって変わります。少量から加え、味を確かめながら調整してください。
このページでは、料理を「どう入れるか」という操作の種類で整理しています。掲載のない料理でも、近い操作のものを探していただければ、そのまま応用できます。
うま味を料理に活かす
和食は、だしを引くという工程を通じて、うま味を料理の土台に置いてきました。
うま味は和食だけのものではありません。洋食や中華の料理にうま味が加わると、味の輪郭が出て、全体が引き締まります。スープにコクが出る、炒め物の味がぼやけない、といった変化です。
だし&栄養スープは粉末なので、だしを引く工程を経ずに、この土台を作れます。和洋中を問わず使えるのは、うま味という要素そのものが、料理の種類を選ばないためです。
お湯を注いでスープとして
本品約10gに、お湯100〜150ccを注ぎます。
そのままでも飲めますが、好みに応じて塩や薬味を少量加えていただけます。ねぎ、しょうが、ごま、こしょうなど、季節や気分で変えると続けやすくなります。
最初に何も加えずに味を見ておくと、そのあとの調整がしやすくなります。素材の味を確かめてから、好みで加えるという順番です。
朝や、食事の前の一杯としてお使いいただく方もいらっしゃいます。
水から入れて使う(お味噌汁・お吸い物)
お味噌汁・お吸い物は、1人前5gから。水の状態で加えます。
沸騰したお湯に入れるのではなく、水から入れて温めていくと、素材の味が全体に行き渡ります。具材と一緒に火にかけて構いません。
原材料のイメージです。


味噌の量は、だしが入った状態で味を見ながら決めてください。いつもと同じ量で濃く感じることもあれば、変わらないこともあります。家庭の味に合わせて調整していただければ十分です。
澄まし汁、雑炊、野菜スープ、肉スープなども、同じ要領で水から入れます。
直接混ぜて使う(ドレッシング・三杯酢・胡麻和え・だし巻き卵)
火を使わない料理や、混ぜて仕上げる料理には、粉末のまま直接加えます。
ドレッシング
油と酢を合わせるときに、少量加えて混ぜます。塩気と酸味だけの状態より、味に厚みが出ます。
三杯酢・胡麻和え
合わせ調味料に混ぜ込みます。和え衣に先に混ぜておくと、全体に均一に回ります。
だし巻き卵
溶き卵に直接混ぜます。だしを引いて冷ます工程が不要になるため、思い立ったときに作れます。
いずれも少量から始めて、味を見ながら足してください。粉末が溶けにくいと感じる場合は、先に少量の水分と合わせてから加えると混ざりやすくなります。
生地に混ぜて使う(お好み焼き・チヂミ・天ぷら・餃子の具・つみれ・ハンバーグ)
生地やタネに混ぜ込む場合は、少なめにします。粉や卵、ひき肉といった素材の量に対して、入れすぎると味が前に出すぎるためです。
お好み焼き・チヂミ・天ぷら
粉と水を合わせるときに混ぜ込みます。粉類に先に混ぜておくと、だまになりません。
餃子の具・つみれ・ハンバーグ
ひき肉や魚のすり身に、他の調味料と一緒に練り込みます。加熱後に味を確かめられないので、少なめから始めるほうが失敗しません。
いずれも、下味として使うイメージです。仕上げのタレやつゆで味を決める料理なら、なおさら控えめで構いません。
多めに使う(天つゆ・麺つゆ・炊き込みご飯・煮物)
つゆや煮汁が味の中心になる料理では、多めに使います。
天つゆ・麺つゆ
だしの濃さがそのまま料理の印象になります。醤油やみりんを加える前に、だしだけの状態で味を見ておくと、全体の設計がしやすくなります。
炊き込みご飯
炊く前の水に混ぜます。米と具材にだしが行き渡ります。
煮物
煮汁に加えます。素材から出る味と合わさるので、途中で味を見ながら足していくとまとまります。
「多め」の具体量は料理によって変わります。基本の1人前5g〜10gを起点に、味を見ながら増やしてください。
炒めながら振り入れる(野菜炒め・チャーハン・焼きそば)
炒め物では、粉末のまま振り入れます。
タイミングは、具材に火が通ってからです。早い段階で入れると、焦げついたり、水分が出て炒め上がりが変わることがあります。
調理の場面のイメージです。


野菜炒め
仕上げの塩や醤油の前に振り入れると、味がぼやけません。
チャーハン
ご飯がほぐれてから全体に振ります。塩気を足す前に、うま味を先に入れる順番です。
焼きそば
付属のソースや粉末と併用できます。
途中から入れる(カレー・シチュー・ソースなど長時間煮込む料理)
長く煮込む料理では、最初からではなく、途中で加えます。
カレーやシチューは、具材を煮込む工程が長く、その間に素材から味が出ます。その状態を確かめてから加えるほうが、量を決めやすくなります。
ルウを入れる前後のタイミングで、少量ずつ加えて味を見てください。ルウには既に味が付いているので、入れすぎると全体が重くなります。
トマトソースやホワイトソースなど、煮詰めていくソース類も同じ考え方です。仕上がりに近い濃度になってから加えます。
溶かして入れる(ぬか床・梅酢漬け・漬物)/浅漬けは塩とともに
漬け床や漬け液に使う場合は、溶かして加えます。
ぬか床・梅酢漬け・漬物
床や液に混ぜ込みます。粉末のまま入れるとムラになりやすいので、少量の水分で溶いてから全体に回すと均一になります。
浅漬け
野菜に塩とともに少量加えて揉みます。水分が出てくると、全体になじみます。
漬け物は、素材と塩分のバランスで仕上がりが決まります。塩の量はいつもどおりにして、だし&栄養スープは少量から試してください。
味の調整と続け方
最初は薄く感じることがあります。
普段の料理で使っている調味料や、市販のだしの素と比べると、味の立ち方が違うためです。物足りなく感じたときは、無理に調味料を減らさず、いつもどおりに足していただいて構いません。
だしを変えたからといって、他をすべて変える必要はありません。味噌も醤油も塩も、これまでどおりで大丈夫です。そのうえで、少しずつ量や入れ方を試していただければ十分です。
分量を厳密に量る必要もありません。大さじ山盛り1杯が約10g、という目安さえ頭にあれば、あとは味を見ながらで足ります。
続けやすさを優先してください。毎食使う必要はなく、味噌汁だけ、炒め物だけ、という使い方でも構いません。
迷ったときは、いつもの料理から
操作の種類で整理してきましたが、普段作る料理から始めるのが一番簡単です。
| お味噌汁 | 水から入れる(1人前5gから) |
|---|---|
| 野菜炒め・チャーハン | 炒めながら振り入れる |
| カレー・シチュー | 途中から入れる |
| 煮物・炊き込みご飯 | 多めに使う |
| ドレッシング・和え物 | 直接混ぜる |
| お好み焼き・ハンバーグ | 生地やタネに少なめに混ぜる |
| 浅漬け | 塩とともに少量加えて揉む |
まずはお味噌汁から、という方が多くいらっしゃいます。分量の目安がはっきりしていて、味の変化も分かりやすいためです。
慣れてきたら、炒め物や煮込みに広げていくと、使う場面が自然に増えていきます。
料理別の使い方・早見
| お味噌汁・お吸い物 | 水から入れる |
|---|---|
| 澄まし汁・雑炊・野菜スープ・肉スープ | 水から入れる |
| 天つゆ・麺つゆ | 多めに使う |
| 炊き込みご飯 | 多めに使う |
| 煮物 | 多めに使う |
| お好み焼き・チヂミ・天ぷら | 少なめに生地に混ぜる |
| 餃子の具・つみれ・ハンバーグ | 少なめにタネに混ぜる |
| ドレッシング・三杯酢・胡麻和え | 直接混ぜる |
| だし巻き卵 | 直接混ぜる |
| 野菜炒め・チャーハン・焼きそば | 炒めながら振り入れる |
| カレー・シチュー・ソース類 | 途中から入れる |
| ぬか床・梅酢漬け・漬物 | 溶かして入れる |
| 浅漬け | 塩とともに少量加えて揉む |
| スープとして飲む | 約10gにお湯100〜150cc |
掲載のない料理は、近い操作のものを探してお使いください。
保存方法
開封後は、タッパーなどの密封容器に移して、常温で保存してください。
袋のまま保存する場合は、チャック部分に粉が詰まらないようご注意ください。粉が挟まると密封性が損なわれます。
冷蔵庫での保存は、結露による品質劣化のおそれがあります。直射日光と高温多湿を避け、常温で保管してください。
粉末ですので、湿気に触れると固まることがあります。使うたびに口をしっかり閉じておくと、最後まで使いやすい状態が保てます。






